中学受験、大学受験、ハイレベル塾の講師、先生の学歴

中学受験や大学受験のハイレベル塾の講師について、とくに上位クラスを担当している講師は、学歴があり実力もあると思っている方々もいますが違います。ハイレベル塾において、講師の学歴は、30歳前後、またはかなり若そうな講師の方が高いです、40歳は越えているだろう、という講師は学歴の平均は低いです。教える人に学歴なんて関係ないと言う方もいらっしゃいますが、中学入試の問題の「社会」で「理解力」「表現力」を要求されることさえけっこうあります。
そして、「上位の」国立大学は、社会も「記述式」だったりします(東大、一橋大学、など)。ということは、大学受験の時点で、上位の国立大学(東大、一橋大学)に合格した人は、「記述式の社会」の試験をちゃんと突破しているので、大学受験で受かった時点で、ハイレベルな一貫校の中学むけの指導者としての「適性」が高いわけです。逆に、東大、一橋などに落ちたという場合「適性」に問題があるというわけです。「記述式の社会」の問題で「通用しなかった」わけですから。筑駒開成などに進んだ人で「東大病」っぽくなり、「東大しか行かない」と多浪などして結局私大になる人もいます。「何回も受けて」「全部落ちた」ということは普通の人たちより受験回数という「試行回数」が多いわけです。それで「全ての回で落ちた」。ということは「記述式問題に(まったく)通用しない」人ということになります。そういう筑駒、開成から多浪で私大、その後、塾講師などになっている人もいます。そういう人の「適性」はどういうことになるでしょう?
中学受験で、筑駒中学や開成中学に合格して進学したということは無意味ではありません。ただし、受験や学歴に関しての最終結果は大学受験の結果です。
7割方、8割方受かるという感じ以外で、筑駒中学や開成中学などに受かっているケースというのは、「いいほうに転んで受かった」という部分もかなりあります。差がつくはずの科目が、やさしくて差がつかず、地力はそんなにないがミスはしなかった、それで受かった、そういう場合もあります。
しかし大学受験は、とくに東大、京大、一橋、東工大旧帝大の人気学部あたりはそうはなかなかなりません。レベルの高い英語でコンスタントにきちんと点がとれる、文系であってもレベルの高い数学の問題できちんと点数が取れる、「記述式の」国語、日本史、物理、化学、生物できちんと点が取れる。こうでないと受かりません。
つまり、東大、京大、一橋、東工大旧帝大の人気学部に受かった人は、英語、数学、国語(記述式)、社会(記述式)、物理、化学、生物(記述式)できちんと点の取れる人、ということです。
しかし、「それに届かなかった人」というのは、「記述式の」、英語、数学、国語、日本史、物理、化学、生物で「点を取れない人」というわけです。
そして、高レベルの中学の入試では、国語、社会、理科の問題は「記述式」だったりします。
講師の学歴、関係ないんでしょうか?